27歳、うつになりました

社会人6年目でうつ病になったOLのブログです。
同じ症状に悩む人、家族にうつ病の人がいる人へ、一緒にがんばりましょう。

相談

抗うつ剤をもらった日、お医者さんから言われました。


「どうしたらいいと思う?」


私はすぐに


「仕事を変えるべきだと思う」


と答えました。

でも、こうもこたえました。


「でも、いま部署全体が大変な時期なんです。

私の代わりがいることはわかっていますが、

私が辞めることで、その手続きで

私以上に負荷の大きい上司が、さらに大変になったり、部下が大変になったりするのがすごくイヤ」


そんな話をしました。


だけど、お医者さんは、


「私もそう思います。

27歳といういまの年齢は、とてもいい時期。

仕事も起動にのり、体力もある。

出世もしやすいタイミングですね。


でも、ストレスの原因を取り除かないことには、なおらないんです。

職場環境をかえるというのは、ひとつの手です。



あと、出産を望むなら、これもいい機会だと考えましょう。


もちろん人にもよりますが、20代のうちに子どもを産んでいた方が、体力もあるし、卵子も若い。


いま、さらに上の役職を目指してキャリアをつむのもいいですが、

たぶん、あなたはそうではないと考えているんでしょう。


ならば、この仕事に行けなくなってしまったタイミングを、いい機会ととらえるべきです。」



ほんのちょっとだけ、心のどこかで思っていたことを言われて、

すごく安心しました。



今まで、積み上げてきたキャリア、捨てがたい。

けど、私はもっと、幸せなことも知っています。


私の実家は裕福とはいえず、むしろ所得は低い方でしたが、

親はそんな素振りも見せず、私の好きなように育ててくれました。

そして、親ならず親戚までもが、

いつでも私たちを中心に生活してくれていました。


私が生まれたばかりの頃、それこそ私より若い年齢のときに、栄転による転勤がきまったのに、

私と離れたくないからと、地元の企業に転職したおば。

共働きの両親にかわって、幼稚園の送り迎えを含めて育ててくれた祖父母。


電車で1時間かかる高校に進学したいというわがままを受け入れてくれ、

どんなに朝早くてもお弁当を作ってくれた母。

部活の朝練で、朝4時に車で1時間半のみちのりを送ってくれた父。


どんなキャリアよりも、家族と過ごす時間が大事だって、わかってるから。



仕事をやめる決断をしました。


その日のうちに、上司に相談しました。