27歳、うつになりました

社会人6年目でうつ病になったOLのブログです。
同じ症状に悩む人、家族にうつ病の人がいる人へ、一緒にがんばりましょう。

契機

まさか自分がメンタルクリニックに行くとは
夢にも思っていませんでした。


どちらかといえばストレス耐性あるほうだと思っていたし、
仕事もつらいことはあっても、そこそこ乗り越えてきたし。


当時の彼氏(今の旦那さん)とも同棲をはじめたばかりで
プライベートも順風満帆。


会社はベンチャー体質で、年次が低くてもポテンシャルで昇格させるような会社です。


私も当時、社会人3年目でマネージャーに就任した若手ホープと呼ばれ、
実務だけでなく、人の教育や、売上の責任が課せられました。
年収も急激に増え、このままどんどん昇りつめてやるんだ。
そうおもっていました。


とはいえ実力が伴うわけなく、毎日毎日、漠然とした不安にかられていました。



「出勤直後に部下やお客様からの質問攻めにあいながら
 大量のメールや管理業務をさばくより、誰もいない時間帯にゆっくり仕事をしたい」
「業務時間中にできていない自分の仕事をやってから業務時間を開始したい」
と考え、9時出勤のところ8時、早いときは7時や6時に出社して仕事をしていました。


今おもえば、この時点で、管理者として不向きだったのでしょう。
「自分の(だけど、自分以外の人もできる)仕事を人に頼む」ということができていなかったのですから。



当時常駐していたお客様先に行く途中に、公園がありました。
丸型のベンチが4つある、本当に小さな公園です。
駅から遠い現場だったため、そこでひとやすみして出勤するのが私の日常でした。



1年ほどその現場で勤務したある日、お客様から強めのクレームがありました。


「ここ3か月ほどずっと思っていたんですが」

という内容を、一気に週1回の会議の中で、たくさんの人がいる中、
なかば公開処刑のように言われたのです。


「なぜ、週1回も開催している会議で、これまで言ってくれなかったんだ」
つらくて、悲しくて、やりきれなくて、
「ナメられたくなければ、特に女性は仕事で泣くな」と言って

ずっと育ててくれた上司の前で、
1年半ぶりに泣きました。


春先でしたので、6時というとまだ少し薄暗い時期、
クレームを言われた翌日、それでも6時に出勤をしようと思っていたのですが、
現場にいくのがいやでいやで、その気持ちを晴らすために、
私はいつもひとやすみしていた公園で、缶ビールを1本飲みました。


その日から、朝からの飲酒がやめられず、
朝6時にその公園にいっては、8時半くらいまで、
最大4本の缶ビールを飲むこともありました。


そんな日々が、約半年続きました。


朝からの飲酒については、特に誰からも指摘はされませんでしたが、
目に見えて仕事の生産性が落ちていきました。


細かいミスをするようになりました。


このままではいけない。


そうして私は、昨年の秋ごろに初めて、メンタルクリニックの扉をたたきました。

投薬

そんなこんなで、初めて、抗うつ剤というものを服用しました。


私が処方されたのは、依存性のないお薬で、

抗うつ剤初心者向けのお薬だそうです。


・夕食後30分

・就寝前

の2回、服用することになったので、

とりあえず、夕食後に服用しました。


その後、いつものごとく急激な倦怠感と無気力感に襲われたので、

ソファでねむりました。


大体、服用から5時間ほどたったころに、

旦那さんに起こされ、お風呂に入りました。


そのとき、びっくりするほどの吐き気に見舞われました。

私、しらふのときには乗り物酔いしたときくらいしか吐かないもんだから、

本当にびっくりして。


旦那さんに言って、ビニール袋をとってきてもらい、結局嘔吐しました。


副作用で吐き気があるかもとは言われていましたが、

こんなにくるとは思っていなくて、結局寝る前は服用していません。

診断

昨日のことです。


はっきりと、言われたわけではありません。


「薬を飲んでみようか」


そう言われ、私は「抗うつ剤」と呼ばれるものを初めて処方されました。


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ここ2ヶ月くらい、まさかと思いながら

色んなWebページなどを見て回り、

効くと書かれていることはすべてやりました。


運動、サプリメント、ご飯をちゃんと食べる。

基本的なことだけど、できていなかったことです。


だけど、ダメでした。